
「ホームページを作りたいけど、何を聞けばいいのか分からない…」
「制作会社によって何が違うの?」
そんな不安を抱える社長はとても多いです。
しかし、面談の“質問力”で、
仕上がるホームページの質も費用も大きく変わります。
ここでは、初回相談・面談で必ず聞くべき
「失敗しないための10の質問」 を厳選しました。
1. 【目的】「どんな成果を出すためのサイトにしたら良いですか?」
多くの制作会社はデザインに話が偏りがち。
しかし本来は、
- 問い合わせを増やす
- 採用を強くする
- 既存顧客のサポートをラクにする
など、目的が最優先です。
→ 「目的に合わせて提案」ができる会社は信頼できます。
2. 【実績】「同業(または近い業界)の制作実績はありますか?」
制作会社の“得意領域”は大きく違います。
→ 同業の実績がある会社は、
業界特有の言い回し・見せ方・求職者の傾向などを把握しており、
完成がスムーズ&質が高いです。
3. 【料金】「総額いくらかかりますか?追加費用が発生するのはどんな時ですか?」
激安業者で最も多いトラブルは“追加費用”。
後から
- 写真が別料金
- 更新機能が別料金
- スマホ対応が別料金
などが発覚するケースも。
→ 総額・追加条件を事前に聞くことは必須です。
4. 【更新】「公開後、自分たちで更新できますか?」
中小企業にとって、
自分で更新できるかどうかはとても重要です。
→ “更新代行のみ”の会社は、公開後のコストが膨らみがち。
「WordPress(ワードプレス)で更新できます」「操作説明します」などなら安心。
ご参考:WordPressって結局なに?中小企業に選ばれる理由を解説!
5. 【サポート】「公開後のサポート内容と料金を教えてください」
ホームページは“作って終わり”ではありません。
- メールが届かない
- 表示が崩れた
- 担当者が変わる
などのトラブルは必ず起こります。
→ 「月額いくらで何をしてくれるか」を必ず確認。
6. 【SEO】「検索で見つけてもらうための基本設定は含まれていますか?」
SEOは専門用語が多いため、
“何をしてくれるのか”が曖昧になりがち。
最低限聞くべきは👇
- タイトル設定
- 説明文(ディスクリプション)
- 見出し構造
- 画像alt設定
- 表示速度の最適化
→ ここが含まれていない制作会社は避けた方が良いです。
7. 【納期】「どれくらいの期間で公開できますか?」
制作は、
ヒアリング → 原稿作成 → 撮影 → デザイン → 実装
と進むため、通常1〜2か月かかります。
→ 早すぎる納期を提示する会社は
テンプレ流用や作り込み不足の可能性があります。
8. 【写真・原稿】「文章や写真はどこまで作ってもらえますか?」
激安プランで最も多いのが、
文章・写真をすべて自社で用意する必要があること。
→ 原稿作成・写真撮影が含まれるかどうかは重要ポイント。
9. 【権利関係】「ドメインや制作コンテンツの名義は自社にできますか?」
これを確認しないと
- ドメインが業者名義
- 移管できない
- 解約するとホームページが消える
などのトラブルにつながります。 - 激安ホームページ制作会社などでは、制作したデータの所有権は制作会社になっているケースもあります。(過去には自社のロゴも制作会社名義だったケースもありました)
その場合、将来、ホームページをリニューアルする際はサイトのデータは一切引き継げないか、高額で買取を要求されることがあります。
→ 名義はかならず自社で。
ご参考:独自ドメインは会社の“名刺”!ホームページの信頼を左右する最初の一歩
10. 【作業範囲】「どこまでが制作会社の作業で、どこからが自社の作業ですか?」
最初に境界線を決めないと
「それは別料金です」が頻発します。
例:
- サービス内容の文章作成
- 修正の回数
- 写真準備
- ブログ投稿の作業
→ 役割分担を明確にすると、制作がスムーズになります。
まとめ
“質問力”が、良いホームページを作る最大の武器
制作会社選びは、
価格よりも「どれだけ説明してくれる会社か」が重要です。
今回の10の質問をそのまま使えば、
初めての制作依頼でも失敗しません👇
①目的
②実績
③料金
④更新
⑤サポート
⑥SEO
⑦納期
⑧原稿・写真
⑨名義
⑩役割分担
この10項目を丁寧に答えられる業者は“信頼できるパートナー”です。
