「サーバー移転をした方がいいと言われた」
「今のサーバーが古いので引っ越しを検討している」
そんな時、多くの担当者が最初に心配するのが、
「ホームページが消えたらどうしよう…」
という不安ではないでしょうか。
実際、WordPressのサーバー移転は珍しい作業ではありません。しかし、事前準備が不足しているとトラブルにつながることがあります。
今回は、WordPress移転でよくある失敗と、移転前に確認したいポイントをご紹介します。
WordPressの引っ越しは「データをコピーするだけ」ではない
WordPressサイトは、
- ホームページのデータ
- 画像ファイル
- データベース
- メール設定
- SSL設定
- ドメイン設定
など複数の要素で構成されています。
そのため、単純にファイルをコピーしただけでは正常に動かないことがあります。
特に長年運用しているサイトほど注意が必要です。
失敗① ホームページが表示されなくなった
最も怖いトラブルがこれです。
移転作業後に、
- 真っ白な画面になる
- エラーが表示される
- 一部ページだけ表示されない
といった症状が発生することがあります。
原因としては、
- PHPバージョンの違い
- プラグインの不具合
- データベース設定ミス
などが考えられます。
移転前に動作確認環境を用意しておくことが重要です。
失敗② 画像が消えた・リンク切れが発生した
トップページは表示されるのに、
- 画像が表示されない
- PDFが開けない
- 内部リンクがエラーになる
というケースもあります。
特に古いサイトでは過去の画像や資料が大量に保存されているため、移転漏れが発生することがあります。
公開前のチェックは必須です。
失敗③ メールが使えなくなった
意外と見落とされやすいのがメール設定です。
ホームページと同じドメインで、
- info@
- contact@
- support@
などのメールを運用している場合、移転時に設定変更が必要になることがあります。
ホームページだけ確認して安心していたら、
「問い合わせメールが届いていなかった」
というケースもあります。
失敗④ SSL設定を忘れて警告が表示された
SSLとは、URLの先頭に表示される「https」のことです。
移転後に設定が正しく行われていないと、
「保護されていない通信」
という警告が表示される場合があります。
企業サイトとして信頼性に関わるため、移転後は必ず確認したいポイントです。
失敗⑤ バックアップを取らずに作業してしまった
最も避けたいのがこのケースです。
もし移転作業中に問題が発生しても、バックアップがあれば元の状態へ戻せます。
しかしバックアップがなければ、
- 記事データ
- お知らせ
- 画像
などを失う可能性があります。
移転作業前の完全バックアップは必須と考えましょう。
自社対応が難しいケースもある
最近は移転ツールも充実しています。
しかし、
- 長年更新しているサイト
- プラグインが多いサイト
- 会員機能があるサイト
- 問い合わせフォームが重要なサイト
などは慎重な対応が必要です。
「移転できるか」ではなく、
「安全に移転できるか」
という視点が大切です。
まずは現状把握から始めましょう
WordPress移転を検討するときは、まず次の5点を確認してみましょう。
- 現在のバックアップは取得できているか
- メール運用の状況は把握できているか
- WordPressやPHPのバージョンは確認できているか
- 管理情報(サーバー・ドメイン)は揃っているか
- 移転後の確認項目を整理できているか
移転は怖い作業ではありません。
ただし、準備不足のまま進めると大きなトラブルにつながる可能性があります。
「自社で対応できるか不安」
「移転が必要か判断できない」
「今の環境を調査してほしい」
そんな場合は、まず現状確認から相談してみることをおすすめします。
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