「現在のサーバーが古くなっていますので移転をおすすめします。」
制作会社や保守会社からそんな連絡を受けたことはありませんか?
ホームページは問題なく表示されているし、問い合わせも来ている。
そのため、
「本当に移転しなければいけないの?」
「営業トークでは?」
「何が問題なのかよく分からない」
と感じる担当者の方も多いと思います。
実際のところ、サーバーは古いから即移転が必要というわけではありません。
しかし、古いサーバーを使い続けることで発生するリスクもあります。
今回は、ホームページ担当者がまず確認しておきたいポイントをご紹介します。
そもそもサーバーとは?
サーバーはホームページのデータを保管している場所です。
ホームページの画像や文章、WordPressのデータベースなどが保存されており、訪問者がアクセスしたときに情報を表示しています。
例えるなら、
- ドメイン → 住所
- ホームページ → 建物
- サーバー → 土地
のような関係です。
ホームページが問題なく表示されているからといって、サーバー自体が最新の状態とは限りません。
「まだ動いている」は安心材料にならないことも
古いサーバーでもホームページは表示できます。
しかし、
- セキュリティ更新が終了している
- WordPressの新しい機能に対応できない
- PHPのバージョンが古い
- 表示速度が遅くなっている
といった問題を抱えているケースがあります。
車で例えると、古いタイヤでも走れますが、突然のトラブルリスクは高まるのと同じです。
「今動いているから大丈夫」ではなく、「今後も安全に運用できるか」が重要になります。
チェックポイント① WordPressやPHPが古いままになっていないか
WordPressサイトの場合、特に確認したいのがPHPのバージョンです。
PHPはWordPressを動かすためのプログラム言語ですが、古いバージョンはサポートが終了していることがあります。
サポート終了後は、
- セキュリティリスクの増加
- プラグインが正常に動かない
- 新しい機能が利用できない
といった問題が起こります。
もし管理画面で警告が表示されている場合は要注意です。
チェックポイント② サーバー会社から移転案内が来ていないか
レンタルサーバー会社から、
- サービス終了のお知らせ
- 上位プランへの移行案内
- 新環境への移転案内
が届いている場合があります。
担当者のメールアドレス変更などで見落としているケースも少なくありません。
まずは契約しているサーバー会社を確認し、最新のお知らせをチェックしてみましょう。
チェックポイント③ ホームページの表示が遅くなっていないか
最近、
- ページの表示が遅い
- 管理画面が重い
- 更新作業に時間がかかる
と感じていませんか?
原因はサーバーだけとは限りませんが、古い環境が影響している場合もあります。
ホームページの表示速度はユーザー体験やSEOにも影響するため、改善できるなら検討する価値があります。
チェックポイント④ 管理情報を把握できているか
意外と多いのが、
- サーバーの契約先が分からない
- ドメインの管理会社が分からない
- ログイン情報が見当たらない
というケースです。
担当者の退職や制作会社との連絡が取れなくなったことで、管理状況が不透明になっている企業もあります。
この状態では、いざ移転しようとしても作業が進められません。
まずは管理情報を整理することが大切です。
必ずしも「今すぐ移転」が正解ではない
サーバー移転には、
- 作業コスト
- 設定変更
- 動作確認
などが必要になります。
そのため、
「古い=即移転」
ではありません。
現在の環境を確認した結果、
- まだ十分利用できる
- 設定変更だけで改善できる
- 将来的に移転を検討すればよい
というケースもあります。
大切なのは、現状を把握したうえで判断することです。
まとめ
サーバー移転を勧められたときは、まず次の4つを確認してみましょう。
- WordPressやPHPのバージョンは古くないか
- サーバー会社から重要なお知らせが来ていないか
- 表示速度や動作に問題はないか
- サーバーやドメインの管理情報を把握できているか
「移転が必要かどうか分からない」
「契約状況を整理したい」
「管理会社と連絡が取れない」
そんな場合は、まず現状調査から始めるのがおすすめです。
無理に移転するのではなく、現在の環境を正しく把握した上で、最適な方法を検討していきましょう。
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