インフラ関係ホームページ運用

障害が起きても安心!バックアップと冗長化(じょうちょうか)の基本

障害が起きても安心!バックアップと冗長化(じょうちょうか)の基本

〜中小企業こそ備えるべき“万が一”対策〜

「ホームページが突然表示されない!」「メールが使えない!」
そんなトラブルが発生すると、お客様への信頼やビジネスチャンスを一気に失ってしまう可能性も。

特に中小企業にとって、こうした障害は“致命的な機会損失”に直結します。
だからこそ重要なのが、「バックアップ」と「冗長化(じょうちょうか)」という考え方です。


バックアップとは?

→ 大事なデータを“別の場所”に複製しておくこと。

たとえば…

  • ホームページのデータ(画像・テキスト・設定など)
  • メールのやりとり
  • 顧客からのお問い合わせ情報 など

これらが万が一消えてしまったとき、「昨日の状態に戻せる」だけで被害はグッと抑えられます。

バックアップのポイント:

  • 定期的に自動で取る(毎日または週1など)
  • サーバーとは別の場所に保存(クラウドや外部ストレージ)
  • バックアップからの復元方法を確認しておく

冗長化とは?

→「もしもの時の予備」をあらかじめ用意しておくこと。

たとえば…

  • ホームページを複数のサーバーで運用(片方が落ちてももう片方が機能)
  • 電源・ネット回線の二重化
  • DNS(ドメインネームシステム)の二重化設定

こうすることで、片方にトラブルが起きても“自動的にもう一方が機能”し、利用者からは気づかれずに運用を続けられるのです。


中小企業にも必要?

→ 必要です!

「うちは小規模だから大丈夫」ではありません。
むしろ、限られた人員・予算で運用しているからこそ、一度のトラブルが大きなダメージになります。

クラウドサーバーやCMS(WordPressなど)でも、簡易的な冗長構成・自動バックアップが設定可能な場合が多く、専門的な知識がなくても導入できます。


まとめ:安心の第一歩は「備え」から

対策内容メリット
バックアップデータの複製保存障害時にすぐ復元できる
冗長化システムの二重化ダウンしてもすぐ切替できる

どちらも一度整えておけば、日々の運用はラクになります。
そして何より、お客様からの信頼を守る大きな武器になります。


ご相談受付中!

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ちょっとしたご相談でもお気軽にお問い合わせください。