インフラ関係ホームページ運用

障害時の連絡体制どうする?顧客への信頼を守る対応マニュアル

障害時の連絡体制どうする?顧客への信頼を守る対応マニュアル

「あれ?サイトが見られない!」その時、どう動きますか?

Webサイトやメールに障害が起こると、お客様からの信頼を一瞬で失ってしまうこともあります。でも、事前に備えておけば、いざというときにも慌てずに対応できます。

今回は、トラブル時に顧客の信頼を守るための「連絡マニュアル」をご紹介します。


1. まずは「事実確認」を最優先

  • 自社のサーバー・ドメイン・メール環境に障害が発生しているか確認
  • 社内のネットワークではなく、広範囲の障害かどうかを切り分ける
  • サーバー会社の障害情報やSNS、管理画面もチェック

2. 社内で「対応方針」を共有しよう

  • 誰が、どのような情報を、誰に伝えるのかを明確に
  • 担当者が不在でも対応できるように、連絡テンプレートを用意しておくと安心です

3. 顧客に伝えるべき「3つのポイント」

✅ ① 現在の状況

 → 例:「現在、サーバーの一部に不具合が発生しており、Webサイトが閲覧できない状態です。」

✅ ② 原因の調査状況や復旧の見込み

 → 例:「原因の調査を進めており、○時頃に復旧予定です。」

✅ ③ お詫びとフォロー

 → 例:「ご不便をおかけし、誠に申し訳ございません。復旧まで今しばらくお待ちください。」


4. SNSや臨時ページも活用しよう

Webサイト自体が見られないときは、X(旧Twitter)やLINE公式アカウント、Googleビジネスプロフィールなど、別のチャンネルからお知らせを出しましょう。

また、別ドメインで「臨時ページ(インフォメーション)」を用意しておくのも効果的です。


5. 事後対応も信頼を左右する!

  • 復旧後は、「何が原因だったのか」「今後の対策」をきちんと伝えましょう
  • 簡単でもいいので、お詫びメールやお知らせ記事を出すことで信頼回復に

まとめ|「何も言わない」が一番不安を生む

障害そのものより、「何も連絡がない」ことが一番不安を与えます。

だからこそ、普段から連絡体制や発信手段を整えておくことが、信頼される企業の第一歩です。


お困りの際はお気軽にご相談ください!

私たちは、中小企業さまのWeb環境の安定運用を全力でサポートしています。
日々の運用や緊急時の備えについても、お気軽にご相談ください!