「前任者しか分からない」は危険 – ホームページ担当者の引き継ぎでよくあるトラブルと防ぎ方

「前任者しか分からない」は危険 - ホームページ担当者の引き継ぎでよくあるトラブルと防ぎ方

春の人事異動や退職のタイミングで、
ホームページの担当者が変わる企業は少なくありません。

そのとき、よく聞くのがこの言葉です。

「それ、前の担当者しか分からなくて…」

実はこれ、立派な業務リスクです。
本記事では、社長・決裁者の立場から見て知っておきたい
ホームページ引き継ぎでよくあるトラブルと、その防ぎ方を解説します。


なぜ「前任者しか分からない」が危険なのか

ホームページは
「止まってもすぐ売上に影響しない」と思われがちですが、

  • 問い合わせが届かない
  • 古い情報が載り続ける
  • 採用や取引先からの信用を落とす

といった形で、気づかないうちに会社の損失につながります。

特に中小・零細企業では、
担当者1人に任せきり=属人化しやすい点に注意が必要です。


よくあるトラブル①

ログイン情報が分からず、何も触れない

最も多いトラブルがこれです。

  • サーバーの管理画面に入れない
  • ドメインの管理先が分からない
  • 更新画面のID・パスワードが不明

結果として、
「修正したくてもできない」状態に陥ります。

防ぎ方

  • ログイン情報は会社で一元管理
  • 個人のメールアドレスだけで管理しない
  • 紙 or 社内共有フォルダにまとめる

最低限、「どこに聞けば分かるか」が明確であればOKです。


よくあるトラブル②

問い合わせ対応が止まってしまう

ホームページ自体は表示されていても、

  • 問い合わせメールが前任者に届いている
  • 誰も気づかず放置されている

というケースも少なくありません。

これは機会損失だけでなく、
会社の信用問題にも直結します。

防ぎ方

  • 問い合わせ通知先を複数人に設定
  • 定期的にテスト送信を行う
  • 担当変更時に必ず確認項目に入れる

よくあるトラブル③

外部業者との関係がブラックボックス化

「制作会社に頼んでいるはずだけど…」
「保守契約って、今どうなってる?」

こうした状態も危険です。

  • どこまでが契約内容か分からない
  • 連絡先が前任者の名刺しかない
  • 修正依頼のルールが不明

防ぎ方

  • 制作会社・保守会社の情報を社内共有
  • 契約内容を簡単にメモしておく
  • 社長・管理職も把握しておく

よくあるトラブル④

更新ルールが存在しない

「何を、どれくらいの頻度で更新するのか」
これが決まっていないケースも多く見られます。

結果として、

  • ずっと放置
  • 古い情報が残る
  • 担当者が変わるたびに迷う

という悪循環に。

防ぎ方

  • 更新が必要なページだけでも明確に
  • 年に1回でも見直すルールを作る
  • 完璧なマニュアルは不要

社長・決裁者が意識したいポイント

ホームページの引き継ぎは、
現場任せにすると失敗しやすい業務です。

  • 属人化していないか
  • 情報が見える化されているか
  • 担当者が変わっても回る仕組みか

この視点を持つだけで、
多くのトラブルは未然に防げます。


まとめ:「担当者任せ」にしないことが最大の対策

「前任者しか分からない」状態は、
いつトラブルになってもおかしくありません。

  • ログイン情報の共有
  • 問い合わせ導線の確認
  • 外部業者との関係整理

この3点だけでも、
春の人事異動前にチェックしておくことをおすすめします。


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