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脱・丸投げ!新任ホームページ担当者が覚えるべき基礎用語10選

脱・丸投げ!新任ホームページ担当者が覚えるべき基礎用語10選

 
中小・零細企業の経営者様、新しくホームページ担当者になられた皆様、
「いきなりホームページの管理を任されたけど、専門用語が多すぎて何を言っているのかわからない…」「制作会社との打ち合わせで、話についていけない…」

そんな不安を抱えていませんか?

ご安心ください。ホームページに関する業務を「丸投げ」の状態から脱却し、制作会社や外注先とのコミュニケーションを円滑にするために、まずは基礎的な専門用語を押さえることが、業務効率化への一番の近道です。

ここでは、新任担当者様が真っ先に覚えるべき、基本のWEB用語10選をご紹介します。これらを覚えるだけで、あなたの業務はグッとスムーズになりますよ!


💡 制作・技術に関する必須用語

制作会社やエンジニアとのやり取りで頻出する、ホームページの「骨格」に関わる用語です。

1. CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)

  • 意味: ウェブサイトのコンテンツ(テキスト、画像など)を構成・管理するシステムのこと。専門的な知識がなくても、ブログのように簡単にページの更新や追加ができるツールです。
  • 代表例: WordPress(ワードプレス)が世界的に有名です。
  • 実用的な使い方: 「当社のCMSはWordPressを使っています」「このページはCMSで更新できますか?」

2. レスポンシブデザイン

  • 意味: 1つのHTML(ウェブページの元となるデータ)で、閲覧するデバイスの画面サイズ(PC、スマホ、タブレットなど)に応じて、レイアウトが自動的に最適化されて表示されるウェブデザインの手法。
  • 実用的な使い方: 「新しいページもレスポンシブデザインに対応していますか?」

3. SSL/TLS(エスエスエル/ティーエルエス)

  • 意味: インターネット上でデータを暗号化して送受信するための仕組み。これにより、ウェブサイトのセキュリティが強化され、ユーザーが安心して利用できます。URLが http から https に変わり、ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されます。
  • 実用的な使い方: 「SSL化は完了していますか?」「サイトのSSL証明書の期限を確認してください」

4. サーバー・ドメイン

  • 意味:
    • サーバー: ホームページを構成するデータ(HTMLファイルや画像など)を保管しておく場所(土地のようなもの)。
    • ドメイン: ホームページのアドレス(URL)の、example.com のようなインターネット上の住所
  • 実用的な使い方: 「サーバーの契約状況を確認したい」「このドメインの管理権限はどこにありますか?」

📈 集客・分析に関する重要用語

ホームページを公開した後、「集客」「成果」を測定・改善していくために必要な用語です。

5. SEO(検索エンジン最適化)

  • 意味: Googleなどの検索エンジンの検索結果で、自分のウェブサイトがより上位に表示されるように、ウェブサイトを改善する一連の取り組み。
  • 実用的な使い方: 「このキーワードでSEO対策を強化したい」「コンテンツのSEO評価はどうですか?」

6. CV(コンバージョン)

  • 意味: ウェブサイトにおける最終的な目標達成を指します。具体的には、「商品の購入」「資料請求」「問い合わせ」「会員登録」など、お客様に起こしてほしい行動のこと。
  • 実用的な使い方: 「今月のCV数はいくつですか?」「問い合わせフォームへの導線を改善してCVRを高めたい」

7. CVR(コンバージョン率)

  • 意味: ウェブサイトへの訪問者数のうち、CV(目標達成)に至った人の割合
  • 計算式: 「コンバージョン数 ÷ 訪問数(セッション数) × 100(%)」
  • 実用的な使い方: 「CVRの平均値はどれくらいですか?」「このページのCVRが低い原因は何でしょうか?」

8. アクセス解析ツール(Google Analyticsなど)

  • 意味: ウェブサイトへの訪問者数、どのページが見られているか、どこから来たかなど、ユーザーの行動データを計測・分析するためのツール。
  • 実用的な使い方: 「Google Analytics(グーグルアナリティクス)で直帰率を確認してください」「アクセス解析の結果から改善点を探しましょう」

9. 直帰率

  • 意味: ユーザーがそのページに訪問した際、他のページを閲覧することなく、すぐにサイトを離脱してしまった割合。この数値が高いと、「ユーザーが求めている情報がない」「ページが見にくい」などの問題がある可能性があります。
  • 実用的な使い方: 「このランディングページの直帰率が高すぎるので改善が必要です」

10. UI/UX(ユーアイ/ユーエックス)

  • 意味:
    • UI(ユーザーインターフェース): ユーザーが目にするウェブサイトの見た目や操作性(ボタンの配置、色、フォントなど)。
    • UX(ユーザーエクスペリエンス): ユーザーがそのサイトを通じて得る体験全体(使いやすさ、楽しさ、満足度など)。
  • 実用的な使い方: 「デザイン案はUIを意識して作成してください」「この新しい機能はUXの改善に役立つはずです」

🎯 次の一歩:丸投げから「協働」へ

いかがでしたでしょうか?

ここでご紹介した10個の用語を理解すれば、制作会社との会話で「何を言っているのかわからない」という状況は激減します。

用語を理解することは、単に会話についていくだけでなく、自社のビジネス目標を踏まえて、

  • 制作会社からの提案の意図を深く理解する
  • 改善すべきポイントを自分で見つけ、的確に指示を出す
  • 無駄な打ち合わせを減らし、時間を有効活用する

といった、業務効率化に直結する大きなメリットがあります。

新任のホームページ担当者として、ぜひこれらの基礎用語を武器に、ホームページ運用を「丸投げ」から「協働」へと変革させていきましょう!

もし、「この用語はどういう意味?」といった疑問や、具体的な運用のお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。