「会社名で検索しても、自社のホームページが出てこない」
「以前は検索結果に表示されていたはずなのに、最近見つからなくなった」
「ホームページは普通に見られるのに、Google検索では表示されない」
このような状況になると、
「何か設定を間違えた?」
「Googleからペナルティを受けた?」
「ホームページが壊れている?」
と、不安になる方も多いのではないでしょうか。
実は、ホームページが検索結果に表示されない原因はひとつではありません。
単純な設定ミスの場合もあれば、Google側の登録状況、サーバーの問題、さらにはサイトの改ざんやウイルス感染が関係しているケースもあります。
今回は、会社のホームページが検索に出てこないときに、まず確認したい5つの原因と対処法を、できるだけ専門用語を使わずにご紹介します。
まず確認。「検索に出ない」とはどんな状態?
ひとことで「検索に出ない」といっても、実はいくつかのパターンがあります。
たとえば、
- 会社名で検索しても出てこない
- 商品名やサービス名では出てこない
- 以前は表示されていたのに突然消えた
- 一部のページだけ検索結果に出ない
- ホームページを公開したばかりで、まだ表示されない
といったケースです。
特に注意したいのは、「以前は表示されていたのに、突然出なくなった」場合です。
設定変更やサーバートラブル、サイトの改ざんなどが起きている可能性もあるため、早めに状況を確認したほうがよいでしょう。
原因1:Googleにまだホームページが登録されていない
ホームページを公開したからといって、すぐにGoogleの検索結果に表示されるとは限りません。
Googleはインターネット上を巡回しながらホームページを見つけ、その内容を検索データベースに登録しています。
この登録を「インデックス」と呼びます。
特に、
- 新しく公開したホームページ
- 新しく追加したページ
- 長期間更新されていないサイト
- 他のサイトからほとんどリンクされていないページ
などは、Googleに発見されるまで時間がかかることがあります。
まずはGoogleで、
「site:自社ホームページのURL」
と検索してみましょう。
たとえば、自社サイトのURLが「example.co.jp」なら、
「site.co.jp」
と検索します。
検索結果にページが表示されれば、少なくともGoogleには登録されている可能性が高いと判断できます。
何も表示されない場合は、Googleにまだ登録されていない、または何らかの理由で検索対象から外れている可能性があります。
原因2:「検索に表示しない」設定になっている
ホームページには、Googleなどの検索エンジンに対して、
「このページを検索結果に表示しないでください」
と伝える設定があります。
代表的なのが「noindex」という設定です。
通常は、テスト中のページや社内向けページなどを検索結果に出さないために使われます。
しかし、
- ホームページのリニューアル時
- テスト環境から本番環境へ移行したとき
- WordPressの設定を変更したとき
- 制作会社や担当者が作業したあと
などに、誤ってこの設定が残ってしまうことがあります。
特にWordPressには「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」という設定項目があるため、リニューアル後にチェックが残ったまま公開されてしまうケースがあります。
ホームページ自体は普通に表示されるため、担当者が気づきにくいのが厄介なところです。
「サイトは見られるのに、Google検索には出てこない」という場合は、一度設定を確認してみる必要があります。
原因3:サーバーやホームページに問題が起きている
検索結果に表示されなくなる原因は、ホームページの内容だけとは限りません。
ホームページを置いているサーバー側に問題が起きているケースもあります。
たとえば、
- サーバーが頻繁に停止している
- ページの表示に非常に時間がかかる
- SSLの設定に問題がある
- 古いPHPやCMSを使い続けている
- Googleがホームページを正常に確認できない
といった状態です。
人がブラウザで見ると普通に表示されていても、Googleの巡回プログラムがアクセスしたタイミングでエラーが発生している可能性もあります。
特に、長年同じサーバーを使い続けているホームページでは注意が必要です。
「今も表示されているから大丈夫」と思っていても、サーバー環境が古くなり、WordPressやPHPを更新できなくなっているケースも少なくありません。
検索に出ないという症状が、古いサーバー環境を見直すきっかけになることもあります。
原因4:ホームページが改ざん・ウイルス感染している
少し怖い話ですが、ホームページの改ざんやウイルス感染が原因で、検索結果に影響が出ることもあります。
特にWordPressなどのCMSを長期間更新せずに使っていると、古いプログラムの弱点を狙われる可能性があります。
感染すると、
- 知らないページが大量に作られる
- 海外サイトへ勝手に転送される
- 検索結果に見覚えのない文章が表示される
- Googleから危険なサイトとして警告される
- 検索順位が急激に下がる
といった症状が起こることがあります。
さらに厄介なのは、サイトの管理者が普通にアクセスしたときには、異常が見えない場合があることです。
検索エンジンからアクセスした人だけを別サイトへ転送するなど、発見しにくい改ざんも存在します。
「何も変更していないのに検索結果がおかしくなった」
「知らないページが検索に表示されている」
という場合は、サイトの感染や改ざんも疑ったほうがよいでしょう。
原因5:Googleからスパムサイトと判断されている可能性がある
ホームページの状態によっては、Googleからスパム的なサイトと判断され、検索結果に影響が出ることもあります。
ただし、自社で意図的にスパム行為をしているとは限りません。
たとえば、サイトが第三者に改ざんされ、
- 大量の不正ページを作られた
- 怪しい通販ページを埋め込まれた
- 不自然な外部サイトへのリンクを追加された
- 自動的に別サイトへ転送する仕組みを入れられた
といった状態になると、結果的にGoogleから問題のあるサイトと判断される可能性があります。
つまり、
「何も悪いことをしていないのに、感染や改ざんが原因で検索評価に悪影響が出る」
ということもあり得ます。
このようなケースでは、単純にSEO対策をするだけでは解決しません。
まず不正なファイルやページを削除し、サイトを安全な状態に戻したうえで、必要に応じてGoogleへの再審査などを行う必要があります。
検索に出ないとき、まず何をすればいい?
会社のホームページが検索結果に出てこない場合、まずは次の順番で確認してみましょう。
- 「site:自社ドメイン」でGoogle検索する
- ホームページが正常に表示されるか確認する
- 知らないページや不審な表示がないか確認する
- WordPressなどの検索除外設定を確認する
- Google Search Consoleでエラーや警告を確認する
特にGoogle Search Consoleを利用している場合は、
- ページがGoogleに登録されているか
- クロール時にエラーが発生していないか
- セキュリティ上の問題が検出されていないか
- 手動による対策を受けていないか
などを確認できます。
ただし、専門的なエラーが表示されることもあるため、「見ても意味が分からない」という場合は、無理に設定を変更しないほうが安全です。
原因が分からないまま、むやみに設定を変更するのは避けましょう
検索に出ないと、
「SEOプラグインを入れてみよう」
「サーバーを変えれば直るかも」
「とりあえずWordPressを更新しよう」
と、いろいろ試したくなるかもしれません。
しかし、原因を確認しないまま設定やプログラムを変更すると、かえって状況を悪化させることがあります。
特に、
- 古いWordPressを使用している
- PHPのバージョンが古い
- 制作会社と連絡が取れない
- サーバーやドメインの管理者が分からない
- バックアップがあるか分からない
という場合は注意が必要です。
まず現在のホームページ、サーバー、ドメインの状況を整理し、そのうえで必要な対策を考えることが大切です。
「どこに相談すればいいか分からない」という場合もあります
ホームページが検索に出なくなったとき、意外と多いのが、
「そもそも、どこに相談すればいいのか分からない」
というケースです。
ホームページを作った会社に相談するべきなのか。
サーバー会社に問い合わせるべきなのか。
SEO会社に頼むべきなのか。
それともセキュリティの専門会社なのか。
原因が分からない段階では、相談先を判断すること自体が難しいものです。
そんなときは、まずホームページの状態だけでなく、サーバー、ドメイン、WordPress、検索状況などをまとめて確認できる会社に相談すると、原因を切り分けやすくなります。
まとめ:検索に出ない原因は「SEO」だけとは限りません
会社のホームページが検索に出てこないと、「SEOが弱いのでは?」と考えがちです。
しかし実際には、
- Googleに登録されていない
- 検索除外設定が残っている
- サーバーに問題がある
- サイトが改ざん・感染している
- スパムサイトと判断されている
など、さまざまな原因が考えられます。
特に、以前は検索に表示されていたのに突然出なくなった場合や、見覚えのないページが増えている場合は、早めの確認をおすすめします。
また、古いサーバーや長期間更新されていないWordPressを使い続けている場合は、検索トラブルをきっかけに、サーバー移転や運用体制を見直すのもひとつの方法です。
「検索に出ない原因が分からない」
「サーバーが古いと言われたけれど、どうすればいいか分からない」
「制作会社と連絡が取れず、誰に相談すればいいか分からない」
そんな場合は、まず現在のホームページの状況を整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。

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